コスタ・ブラウンはダン・コスタとマイケル・ブラウンの夢から始まりました。1997年の夏、彼らはカリフォルニアのサンタ・ロサにある著名なレストラン「John Ash & Co（ジョン・アッシュ）」でウエイターとして働いていました。ダンとマイケルはワイン造りの冒険を実行する事にしたのです。彼らはレストランでもらうチップを8ヶ月貯めて0.5トンのピノ・ノワールのブドウと古い樽、ハンドル付きの古い除梗破砕機を購入しました。これがコスタ・ブラウンの始まりとなりました。そのヴィンテージ以降、彼らは著名な栽培農家との関係を築きながら、最初の頃のヴィジョンと価値観を失わずにワイン造りの腕にも磨きをかけて行きました。

2001年には、ダンとマイケルはクリス・コステロと彼の家族とビジネス・パートナーとなり、コスタ・ブラウンが今後の成長に必要なビジネスに於ける人間関係や経験等を与えてもらいました。クリスはコスタ・ブラウンのストーリーや未来をアピールできるビジネス・プランを作成し、投資に慎重になる家族や友人にこのヴィジョンは投資する価値がある事を納得させました。

今日、ダンとマイケル、クリスは3人一丸になってコスタ・ブラウンの全ての面で安定したクオリティを持続できるよう努力しています。

ワイン造りの哲学
フレーバーいっぱいで凝縮感のあるワイン－それが私達のゴールです。ワインはフレーバーが満ち溢れるべきものだと私達は信じています。この凝縮感は素晴らしいバランスの一つであるべきです。私達が使用するブドウの畑にはそれぞれバランスの「スィート・スポット」がある事が分かりました。そのそれぞれの畑のフレーバーのポテンシャルを最大限伝えることが私達の義務だと考えています。

私達の単一畑のワインは純種の畑の明確な品質と安定感を表現できるように造られています。ピノ・ノワールはこれらの畑のテロワールを表現するのに最適なブドウです。

また単一畑のワインの他に、ソノマ・コーストとロシアン・リヴァーの2種類のアペレーションワインも醸造しています。これらのワインはそれぞれのアペレーションの中にある畑の良さを表現するように造られました。これらのブレンドワインは何と言っても品質が最も重要な要素です。