エディツィオーネ・ペニーノ・ジンファンデルはフランシス・フォード・コッポラの母方の祖 父フランチェスコに敬意を払って造ったワインです。
生産国・生産地 | 商品番号 | RB-4Z14 | |
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種類 | 赤 | ヴィンテージ | 2014 |
原産地名称 | ラザフォード | コルクの種類 | 天然コルク |
生産者 | イングルヌック | 容量 | 750ml |
希望小売価格(税別) | ¥9,300 | ケース入数 | 6 |
歴史
エディツィオーネ・ペニーノ・ジンファンデルはフランシス・フォード・コッポラの母方の祖父フランチェスコに敬意を払って造ったワインです。フランチェスコはイタリアに生まれ若い頃にアメリカに移住し、「エディツィオーネ・ペニーノ」として知られる音楽出版会社を立ち上げました。会社のロゴは二つのイメージが描かれていました。それはフランチェスコが最後に見た故郷ナポリ湾の風景と、彼が最初に見たアメリカの風景である自由の女神です。フランシス・コッポラはそのオリジナルのデザインを自社畑のジンファンデルのラベルに採用し、それぞれのヴィンテージの瓶詰に使用するコルクにはペニーノが所有している歌の一つの題名が毎年印字してあります。1975年にコッポラ監督がイングルヌックの敷地を購入した時、ジンファンデルの樹を引き抜く事を進められましたが、このジンファンデル種がイタリア原産とも考えられ、いつも家族で飲んで楽しんでいた為、ジンファンデルの畑を残すことを強く主張しました。
ヴィンヤード
エディツィオーネ・ペニーノのジンファンデルは235 エーカーあるルビコン・エステートの自
社畑の敷地内に点在しています。樹齢が古く灌漑を行わない畑に育つ株仕立ての樹は、ブレン
ドの中心となり、凝縮感のあるベリー系のフレーバーとスパイスのフレーバーを持っています。
歴史あるモリソーリ・クローンの若い樹はフレッシュなラズベリーのフルーツや生き生きとし
た酸味、スパイスを与えます。もう一つの古いウェルル・セレクションはボイゼンベリー(木
いちご)のアルマやまろやかな舌触りと持ち合わせています。イングルヌックでは環境や私達
の畑管理のスタッフへの敬意、また有機栽培ブドウはより良いワインを造るという信念から、
過去30 年に渡り有機栽培を行っています。ジンファンデルはうどん粉病や貴腐菌に弱い為、特
に有機栽培するのに難しい品種ですが、忍耐強い労働が報われる結果となりました。
ワインメーカーのコメント
イングルヌックでは、ここ数年ワイン造りの手法を改良し続けてきました。ブドウをより丁寧
に優しく扱えるように、小さな容器を使用して収穫をする他、醸造中のワインの酸化を最小限
に抑えることが可能な新しい除梗機を導入しました。また、ブドウの抽出量を減らし、従来は
定期的に行っていたパンプオーバーをロット毎に管理する等、発酵の技法も改良しました。結果、
イングルヌックのブドウが本来持つポテンシャルがワインに感じられるようになり、クオリティ
が向上しました。
ヴィンテージ・ノート
ザフォードのイングルヌック・エステートの自社畑の敷地内に点在しているモリソーリ・クローンとウェーレ・クローンから造られます。2014年は干魃の影響で春を通してキャノピーの樹勢が制御されました。この影響で、樹齢が高く、灌漑を行わない株仕立てのジンファンデルの樹は適度なストレスを感じ、アロマがとても複雑で凝縮感のあるブドウを実らせました。イングルヌックのジンファンデルは口当たりが優しく、アルコール度数が低めなのが特徴です。
ヴォリューム感がありとてもコンパクトにまとまっているジューシーなワインです。潰したイチゴ、ブルーベリー、チェリーのアロマがあります。乾燥させてバラの花ビラ、クローヴ、お香、ラズベリー、スパイスプラム、乾燥させた樹木が口の中で香ります。きめ細やかタンニンが骨格を作り出し、フルボディでリッチ、自然な酸味と丸みを感じます。フレンチとアメリカンオークで熟成された結果、土壌やスパイスの香りが長い余韻に楽しめます。
アルコール度数 | 14.5% | pH | - |
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総酸度 | - | 残糖 | - |
瓶詰 | - | リリース日 | - |
収穫 | - | 生産量 | - |
ボトル重量 | - | ボトル寸法 | - |