2017 年10 月23 日(月) 13:00 〜17:00
フリー試飲会
会 場:リビエラ青山
〒107-0062 東京都港区南青山3-3-3
TEL: 03-5411-1140
現在のカリフォルニアは重厚な味わいを持つグローバルスタイルの高品質ワインと、素朴でよりエレガントなスタイルのものを選択できる多様性の時代に入っています。日本では、フランス=エレガント、アメリカ=濃厚というイメージがい
まだ根強いのが現状ですが、グローバル市場においてはもはや時代遅れな考えになりつつあります。
「パリスの審判」以降、カリフォルニアワインの品質向上が劇的に進んだ一方で、マーケティング先行型のワイン造りによって産地や品種の個性が失われつつあるとも言われています。それに対して近年、60-70 年代の素朴なワイン造りに
立ち返ろうという動きが新しい世代の生産者達の間で活発になっており、「土地固有の風土を表す本来のエレガントなカリフォルニアワインを造ろう」をスローガンに彼らが革命を起こしつつあります。
この新たな潮流の背景には近年のニューヨークやサンフランシスコといった都市部を中心とした食文化の大きな変化があります。素材重視、地産地消、“Farm to Table/ 畑からテーブルへ” といった声が日増しに強くなるに従い、ソムリエ達が
それらに寄り添うワインを求めるようになったことで、スタイルに大きな変化が起きています。
このように" ニュー・カリフォルニア・ワイン" とは、旧世界のスタイルを尊敬しつつ、その模造品ではないカリフォルニアらしさを持つワインであり、フレッシュ感と繊細さ、バランス重視のスタイルのコンセプトの事を言います。そして、
多様なブドウ品種や醸造方法へ向かおうとする世界的な潮流も考慮し、自由な発想のもとに造られる生産者達の情熱が詰まったワインです。また、2000 年代に一代でブランドを築き上げた生産者の他、長年独自のスタイルを貫き通したクラシッ
クな生産者も" ニュー・カリフォルニア・ワイン" に含まれます。原点回帰をしながら進化を続ける" ニュー・カリフォルニア・ワイン" の今後が注目されます!
<出展ワイン(100 種類以上予定)>
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