ル・カプリース ヴィンヤード
「ル・カプリース」はフランス語で「変わり者、気まぐれ、変種(自然界において見られる)」と言う意味があり、このでこぼこな畑のテロワールを表現する適切な言葉です。また、この名前はピノ・ノワール品種の気まぐれな性質をよく表しています。海抜312m~442mの傾斜のきつい山の斜面に位置し、場所によっては傾斜度が50度以上になる斜面もあり、東から北東に面しています。西にある峰を超えて来る太平洋からの冷気を受ける穏やかで暖かい山岳地域の気候です。畑は、泥質土壌とシルト、火山性の砂利質土壌の混合で、その土壌がタンニンやボディ、かすかな石墨系のミネラル感を丸くしてくれます。ル・カプリースは自社畑のピノ・トリオの中で最も果実味溢れるワインです。
生産国・生産地 | 商品番号 | PMC4P14 | |
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種類 | 赤 | ヴィンテージ | 2014 |
原産地名称 | フォート・ロス-シーヴュー | コルクの種類 | 天然コルク |
生産者 | ピーター・マイケル・ワイナリー | 容量 | 750ml |
希望小売価格(税別) | ¥20,000 | ケース入数 | 12 |
3 年連続となった深刻な水不足が続き、雨量は通常の冬季の7 割程でした。春は異常に暖かく、発芽が4 週間早まりました。開花、と色づきの時期は暖かく例年並みの気温でした。この水不足の影響で、ブドウの生態性と健康を守るため、ドリップ灌漑システムが活躍しました。滴房を数回行い2t/ エーカーの収量でした。インディアン・サマーの影響でブドウは問題なく成熟し、区画ごとに丁寧に収穫をすることが可能でした。とてもバランスがよく凝縮感を感じるヴィンテージとなりました。
深いルビー色で、やや紫がかった深紅。凝縮されたラズベリー・リキュール、レッドチェリー、ブラックベリー、ロシア産なめし革、石墨のアロマが感じられます。表現豊かな口当たりからはグリオット・チェリー、ビャクダン、ラズベリー、野いちご、キジの毛皮、森林、ヘーゼルナッツ、ムール貝、なめし革、ラズベリー・リキュールが感じられます。丸みを帯びた舌触りとミネラル感があり、芳香がただよいます。今飲んでも美味しいですが、10 年前後の熟成が期待できます。
アルコール度数 | 14.2% | pH | - |
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総酸度 | - | 残糖 | - |
瓶詰 | - | リリース日 | - |
収穫 | 2014 年8 月15 日〜 2014 年9 月8 日 | 生産量 | - |
ボトル重量 | - | ボトル寸法 | - |