生産国・生産地 | 商品番号 | MTV1C16 | |
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種類 | 白 | ヴィンテージ | 2016 |
原産地名称 | ナパ・ヴァレー | コルクの種類 | 天然コルク |
生産者 | マサイアソン・ファミリー・ヴィンヤード | 容量 | 750ml |
希望小売価格(税別) | ¥4,400 | ケース入数 | 12 |
スティーヴ・マサイアソンはナパ・ヴァレー屈指のヴィンヤード・コンサルタントです。彼のクライアントリストには、アローホ、シャペレ、スポッツウッド等があり、馴染みやすくバランスの取れたワイン造りに定評があります。マサイアソンは完全家族経営の小さなワイナリーです。スティーヴが造る白ワインはイタリア・フリウリ地方のワインがモデルで、赤ワインはボルドー・スタイルが中心です。畑(現場)出身の現場主義であり、畑の作業は出来る限り全て自分で行います。そして、スティーヴはワインの味わいを決定する重要な要素である収穫時期を通常より3〜4週間早めることを好み、カリフォルニアワイン業界全体を驚かせています。2014年には、アメリカの有力紙サンフランシスコ・クロニクルの「Winemaker of the Year」に選ばれ、今後の活躍が期待される敏腕若手カリフォルニアワインメーカーです。
2015年現在、カリフォルニアにおいて優れたバランスを持つシャルドネとピノ・ノワールを探求する組織「In Pursuit of Balance」のメンバーでもあり、高品質ワインを造ることに定評があります。
ナパ・ヴァレーのオーク・ノール地区の西部にあるマサイアソン家自宅の裏の畑です。この「リンダ・ヴィスタ・ヴィンヤード」は2011 年から栽培し、リリースしています。この地域は昔から黒ブドウを栽培するには涼しすぎて不向きと言われていて、1960 年代当初から素晴らしいシャルドネの産地として知られています。この土地の涼しい風と粘土質の土壌がシャルドネにフレッシュ感と豊かな酸味を与え、ナパ・ヴァレー全体に燦々と降り注ぐ太陽がブドウを適熟させ、ワインに程よいボディを与えます。
シャルドネは簡単そうで難しい品種です。ブドウの成熟の段階によって「未熟 => 適熟 => 完熟」のスケールがあるとすれば、適熟を見極めるのがとても難しいのがシャルドネです。リースしている畑だということもあり、ブドウの生育を最初から最後まで管理できるからこそ、この適熟期を見逃さずに素晴らしいシャルドネを収穫できます。
このワインは100%、この「リンダ・ヴィスタ・ヴィンヤード」のシャルドネで造られます。
数回に分けて収穫された熟度の異なるブドウが、このワインのバランスの良さと複雑さ、そして完成度の高さを生み出します。早めに収穫したブドウは酸とミネラリティを持ち、遅めに収穫されたブドウはワインに骨格とボディを与えます。
ブドウは全房で圧搾され、丸1 日オリを沈殿させます。発酵と熟成はフレンチオーク旧樽のみで行い、バトナージュは全体の半分を一度だけ行いました。バトナージュを行わない樽はワインにミネラル感を、バトナージュを一度行った樽はワインにコクを与えます。MLF は全体の2/5 だけ行いました。滓引き、清澄、コールドスタビライゼーションはしていませんが、一部ML を行っていない為、濾過をしてボトリングしました。
2016 年はとても暖かいヴィンテージでした。例年のリンダ・ヴィスタよりも果実味があり、リッチな仕上がりです。控えめのアルコール度数で、みずみずしさがトレードマークのリンダ・ヴィスタです。2016 年はレモンの香りよりもクリーミーなニュアンスが残るワインです。
赤りんご、ピーチ、マスクメロン、蜂蜜のアロマ、口に含むと豊かな酸味、心地よくふくよかでミネラルを感じる余韻があります。控えめのアルコール度数の影響で、爽快感溢れるワインです。そのまま飲むのも最高ですが、生牡蠣やローストチキン等と合わせて飲むと最適です。
アルコール度数 | 12.8% | pH | 3.34 |
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総酸度 | 7.7 g/L | 残糖 | - |
瓶詰 | - | リリース日 | - |
収穫 | - | 生産量 | 2,831 cs |
ボトル重量 | - | ボトル寸法 | - |