これは旧世界の偉大なワインに影響を受けた新世界のワインです。
生産国・生産地 | 商品番号 | MT-1B13 | |
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種類 | 白 | ヴィンテージ | 2013 |
原産地名称 | ナパ・ヴァレー | コルクの種類 | 天然コルク |
生産者 | マサイアソン・ファミリー・ヴィンヤード | 容量 | 750ml |
希望小売価格(税別) | ¥5,900 | ケース入数 | 12 |
スティーヴ・マサイアソンはナパ・ヴァレー屈指のヴィンヤード・コンサルタントです。彼のクライアントリストには、アローホ、シャペレ、スポッツウッド等があり、馴染みやすくバランスの取れたワイン造りに定評があります。マサイアソンは完全家族経営の小さなワイナリーです。スティーヴが造る白ワインはイタリア・フリウリ地方のワインがモデルで、赤ワインはボルドー・スタイルが中心です。畑(現場)出身の現場主義であり、畑の作業は出来る限り全て自分で行います。そして、スティーヴはワインの味わいを決定する重要な要素である収穫時期を通常より3〜4週間早めることを好み、カリフォルニアワイン業界全体を驚かせています。2014年には、アメリカの有力紙サンフランシスコ・クロニクルの「Winemaker of the Year」に選ばれ、今後の活躍が期待される敏腕若手カリフォルニアワインメーカーです。
2015年現在、カリフォルニアにおいて優れたバランスを持つシャルドネとピノ・ノワールを探求する組織「In Pursuit of Balance」のメンバーでもあり、高品質ワインを造ることに定評があります。
このワインの発想の源はイタリアのフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州の白ワインにあります。その他に、ロワールやブルゴーニュ、グラーヴ、アルザス、ローヌ等、フランスの偉大な白ワイン産地にもインスピレーションを受けています。いわば全世界の素晴らしい白ワインのいいとこ取りをしたのがこのワインです。これこそが「究極の白ワイン」だという意味を込めて「ホワイト・ワイン」という名前を付けられています。
ソーヴィニョン・ブランは柑橘系を思わせる酸味とトロピカルなアロマ、そしてリボッラ・ジャッラは貝殻を連想させるミネラル感と木の実の香りと骨格をワインに与えます。その他に、 セミヨンは粘性とコクをワインに与え、トカイ・フリウラーノはワインにスパイシーなアロマを加えます。 このワインはナパ・ヴァレーの南、冷涼で霧が濃い産地の二つの畑のブドウを 使用しています。
Ryans Vineyard (ライアンズ・ヴィンヤード)ソーヴィニョン・ブランとセミヨンはライアンズ・ヴィニャードのブドウです。ここは、ヴァレー・フロア特有の砂利質の沖積土壌で、サンフランシスコ湾から北に吹き込む冷たい気流に影響されます。ここはとても湿度が高く、天然の芝を生やすことにより、畑の水分と栄養分のバランスを保っています。また、芝生がブドウと競争することにより、根をより地中深くに向かわせ、岩盤層のミネラル分を吸収させる効果もあります。
Vare Vineyard (ヴェア・ヴィンヤード)リボッラ・ジャッラとトカイ・フリウラーノはとても小さなヴェア・ヴィンヤードのブドウです。ナパ・ヴァレーのオーク・ノール・ディストリクト、マウント・ヴィーダーの麓のドライ・クリークと呼ばれる小川のすぐ側にある畑です。水はけが良く、砂利の多い土壌がこの二つのブドウに適しています。リボッラ・ジャッラはイタリアのフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州及び、隣接しているスロベニアの土着品種と言われています。
収穫・醸造ブドウは全房のまま軽く圧搾しました。すべての品種をブーツ産フレンチオーク樽(新樽20%)で混醸しました。シュール・リーで10 ヶ月熟成し、バトナージュとMLF 発酵は行いませんでした。ワインは濾過をしてボトリングしました。2013 年は果実がとても凝縮されています。春先は乾燥していましたが、穏やかで安定した生育期でした。ブドウの糖度は低めでしたが、完熟することが可能でした。結果、アルコール度数は低めに仕上がりました。
白桃、カフィアライム、ライチ、蜜蝋、熟したイチジク、パイナップル、石、牡蠣の殻、麦わらのアロマがあります。
アルコール度数 | 12.3% | pH | 3.17 |
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総酸度 | 7.1 g/L | 残糖 | - |
瓶詰 | - | リリース日 | - |
収穫 | - | 生産量 | - |
ボトル重量 | - | ボトル寸法 | - |