バローロを思わせる芳香、歴史的ヴィンテージの長期熟成が期待できるピノ・ノワール
生産国・生産地 | 商品番号 | FRR4P15 | |
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種類 | 赤 | ヴィンテージ | 2015 |
原産地名称 | ロシアン・リヴァー・ヴァレー | コルクの種類 | 天然コルク |
生産者 | フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリー | 容量 | 750ml |
希望小売価格(税別) | ¥7,700 | ケース入数 | 12 |
2015 年は2002 年以降、最も収穫量が少ないヴィンテージでしたが、ロシアン・リヴァー・ヴァレーのブドウのクオリティはとても良質でした。2015 年と同じくらい収量が少なかったヴィンテージは過去に2005 年と2011 年がありました。収量が激減した影響の一つとも言われる干魃問題は、2015 年を最後に解消しましたが、この年の大きな問題は気温でした。冬の終わりがとても暖かく、ブドウの生育期が早まりました。しかし5 月に入り突如、1880 年以降初めてとなる記録的な冷気に包まれ、活動を始めてしまったブドウが結実不良を起こしました。その反面、夏はとても暖かく、ほぼ完璧な気候でした。収穫は例年よりも早い8 月から9 月にかけて行いました。
このヴィンテージの畑の構成は、Keefer Ranch、Pratt Vineyard、そしてConnell Vineyard のブレンドでした。
キーファー・ランチは2004 年から毎年このロシアン・リヴァー・ヴァレーのボトリングに入っているブドウで、2015 年の減収量にさほど影響されなかった畑です。このキーファーから、クローン23、777 を使っています。
プラット・ヴィンヤードはクローン2A を2005 年から使っていて、ソノマ・コーストとロシアン・リヴァー・ヴァレーのボトリングの両方に使われます。グレンジ・ロードに位置するサリーとブライアン・コネルの畑からは、ポマール115、667 が使われています。
発酵オープントップ容器で5 日間の低温浸漬、手作業で1 日1 〜3 回のパンチダウン、フリーランとプレスワインを分けて発酵
このヴィンテージのロシアン・リヴァー・ヴァレーのピノ・ノワールはとても凝縮されています。通常このロシアン・リヴァー・ヴァレーのボトリングは、フリーマンのワインの中で最もオープンで早飲みに適しているのですが、2014 年と2015 年は本来の素晴らしさを出すのに少々時間がかかります。野イチゴ、ラズベリー、天然キノコのアロマがあり、口に含むと程よい果実味と骨格が感じられます。とても繊細なワインですが、瓶熟成のポテンシャルがあるワインです。2018 年〜2026 年の間にピークを迎えるワインです。
アルコール度数 | 13.9% | pH | - |
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総酸度 | - | 残糖 | - |
瓶詰 | 2016-08-02 | リリース日 | - |
収穫 | - | 生産量 | - |
ボトル重量 | - | ボトル寸法 | - |