1970年代にロング・アイランドの自宅で初めて自家製ワインを造ったワインメーカー、キップ・ベデルは1979年に古いジャガイモ畑であった50エーカーの土地を手に入れ自ら開墾しブドウの苗を植えました。83年に初めてブドウを収穫しましたが85年のハリケーンで甚大な被害を受けてしまいました。翌年過酷な条件の中造ったワインが品評会で金賞を受けるなど、次々と高い評価を受けました。現在ではNew Line CinemaのCEOであるマイケル・リンがオーナーとなり最新設備のワイナリーでニューヨークを代表する高品質のワインを造り続けています。
2013年1月、オバマ大統領再選の就任式昼食会にこのベデルのメルロが供され、まさに今話題のワイナリーです。